こんにちは!
エゾムース(@EzoMoose)です♪
家を建てる際、住宅性能について調べると思いますが、特に地震対策は住宅の肝になりますよね。
そこで今回スウェーデンハウスの性能について、災害・防犯対策についてまとめています。
目次
耐震性能について
まず、1995年に発生した阪神・淡路大震災において、スウェーデンハウスの全壊・半壊の被害はありません。
当時は17棟が激震区にあったそうですが、一部の損傷(壁クロスが破ける程度)があった程度で全壊や半壊といった被害はなかったようです。
スウェーデンハウスオリジナルの構造
スウェーデンハウスは『モノボックス構造』
- 外からの力を『床』『壁』『屋根』といった『面』で支える木質パネル工法を採用。
- 地震の揺れを面で受け止め分散させる。
出典:スウェーデンハウス
2×4でも2×6でもない特徴的な木材
スウェーデンハウスは実際にスウェーデンの木材を現地の自社工場で造り、輸入し使用しています。
使用する木材は樹齢80年~100年木を使用しています。
特に寒冷地でゆっくり育った木は年輪の間隔が狭くて、堅さと粘り強さがあります。
スウェーデンハウスの木材は45×120(mm)になります。
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なので、2×4と2×6の間くらいの木材になっています。
大規模な振動実験もクリア!
阪神・淡路大震災の2倍にあたる振動など大地震を想定した揺れを、合計25回実物の家に与える実験を行っています。
結果は構造上有害な損傷を受けることはありませんでした。
安心して生活できる耐震性能だと思います。
火災に対する性能について
木造住宅は火災に弱いイメージありますよね。
実は木材って火に強いんです。
木材は燃えると表面だけ焦げて炭化層を作って、内部までは燃えずに強度を保つことができるんです。
逆に鉄は550℃を超えると急速に柔らかくなって変形してしまうため、変形が生じた部分から一気に家が崩れ落ちてしまいます。
スウェーデンハウスは火を広げないし貰わない!
- 室内で火災が発生した場合
火の広がりを抑えるファイアストップ構造の採用により構造内への火の広がりを抑えることができます。
壁の中にファイアストップ材がところどころ入っています。 - 隣地で火災が発生した場合
隣地で火災が発生すると外壁の温度は800℃以上になります。
スウェーデンハウスの外壁は外壁面を860℃まで加熱しても、壁の内部は木の着火温度(260℃)に達しません。
防犯性能について
窓の防犯性能
スウェーデンハウスの特徴でもある『回転窓』は防犯性も備えています。
トリプルガラスになっているため、3枚のガラスを割るのは非常に難しいようです。
ガラスを割るのに時間がかかることや、割れる音など防犯上大きなメリットになっています。
不法侵入ってあっという間って聞くし…
窓開け字の落下を防止するチャイルドロック機能は、室内側からロックを解除しないと一定の位置までしか開けることができません。
なので不法侵入防止にも一役買っています。
CPマーク認定を受けたドア
玄関ドアは『着脱式サムターン』や『ディンプルキー』など防犯対策はバッチリです。
防犯性能が高いと認められた部材が取得できる『CPマーク』認定も受けています。
まとめ
いかがでしたか??
安心して生活できる家に住みたいですよね。
そのためには、耐震性能や防火性能・防犯性というポイントを押さえて家づくりをしていく必要があると考えます。
スウェーデンハウスの窓は、標準仕様でも十分な機能を備えていますが、さらに『防火認定窓』や『防犯合わせガラス』で強化したCP仕様窓も用意しているようです。
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地震で避難している間に泥棒に入る人もいるって聞くから怖いわ