こんにちは!
エゾムース(@EzoMoose)です♪
冬になると、『家に帰っても外と同じくらい寒い』なんてことありませんか?
←うちがボロボロアパートだからか(笑)
家を建てるなら、『暖かい家』建てたいですよね。
では、どこのハウスメーカーで建てても暖かい家を建てることができるのでしょうか。
実は最近ほとんどのハウスメーカーは高断熱を謳い、暖かい家を主張しています。
しかし性能には大きな差があります。
私たちが選んだハウスメーカーはスウェーデンハウスなのですが、このハウスメーカーは『高気密・高断熱』を謳っているメーカーになります。
実際、数値的にも優れた断熱性を示しています。
今回、暖かい家かどうか、どのように確認したら良いか。
そして、他のハウスメーカーで暖かい家はどこのメーカーがあるのか、まとめています。
目次
高気密・高断熱のメリットとは?
高気密・高断熱であることのメリットとはなんでしょうか?
冬は暖かくて、夏は涼しい
簡単に高気密・高断熱について説明すると、
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つまり、部屋の温度を一度暖めてしまえば、暖かい空気は外へ逃げません。
また、外気の寒い空気が入ってこないので、ずっと部屋が暖かいのです。
逆に、夏はエアコンで冷やせば、ずっと涼しい快適な温度になります。
光熱費を削減できる
光熱費を削減できる=省エネな住宅になります。
高気密・高断熱だと、暖房(冷房)の効率が良いため、電気・ガス代が安くなります。
高気密・高断熱のデメリット
家の中が乾燥しやすい
高気密であるが故に乾燥しやすいという特徴もあります。
オーナー様によっては加湿器を使う方が多いみたいですね。
断熱性能を表す数値とは?
では、『断熱性能を示すもの』とはなんでしょうか?
大きく3種類あります。
- UA値=外皮平均熱貫流率
:床・外壁・窓・屋根など外部と接する部分がどれだけ熱を通すかを示す数値
値が小さいほど高断熱 - Q値=熱損失係数
:実際の暮らしの快適さと省エネ性能を含めた断熱性能の指標
値が小さいほど高断熱 - C値=相当隙間面積
:家で隙間がどれくらいあるかの気密性能を示す数値
値が小さいほど高気密
スウェーデンハウスの場合
スウェーデンハウスでは、どれくらいの数値なんでしょうか?
- UA値:0.38W / m2・K
- Q値:1.20W / m2・K
- C値:0.63cm2 / m2
この数値が、どれくらいのものなのか、確認してみましょう。
ZEH要件から比較してみた
ZEH(ゼッチ)という省エネと創エネを組み合わせてエネルギー消費をゼロにしようっていう家づくりがあります。
その中の要件に、「UA値」の基準が定められています。
札幌と東京では基準となる数値も異なってきますので、地域別の数値を表にまとめました。
地域区分 | 1地域 | 2地域 | 3地域 | 4地域 | 5地域 | 6地域 | 7地域 |
H25基準 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 |
ZEH | 0.4以下 | 0.5以下 | 0.6以下 | ||||
代表的な都市 | 旭川 | 札幌 | 盛岡 | 仙台 | 新潟 | 東京 名古屋 大阪 |
宮崎 |
ZEHのUA値と比較しても、スウェーデンハウスのUA値(0.38W / m2・K)は優秀な値を示していることがわかります。
スウェーデンハウスの数値は全国平均値なので、北海道などでは、もう少し低い値に設定しているようですね。
では、他社と比較してみましょう。
一条工務店と比較してみました
『一条工務店』も高性能で高気密・高断熱を謳っているメーカーになります。
では一条工務店の数値はどうなっているのでしょうか?
- UA値:0.28W / m2・K
- Q値:0.51W / m2・K
- C値:0.59cm2 / m2
数値を見ていくと、すごく優秀な値を示しています。
断熱性・気密性でみていくと、優秀な数値を出しているメーカーはどんどん出てきているので、他の性能などを加味してメーカー選びを行っていくと良いと思います。
ちなみにスウェーデンハウスでは、家を新築した際、先ほどの数値を計測します。
実際に自分の家の断熱性がどうなのか確認することができるのも、他社と比べると珍しい特徴だと思います。
スウェーデンハウスの機能的な断熱性能
断熱材
スウェーデンハウスの住宅は家全体を包み込むように断熱材が入っています。
断熱材にはグラスウールが使用されています。
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高密度にグラスウールが充填されているので、壁内で結露になるリスクもかなり低いです。
3層ガラス窓と木製サッシ
窓のガラスが3層になっているには、他のメーカーでも採用しているところが増えてきていますね。
ガラスは厚さ4mmのものを3枚使用しています。
ガラスとガラスの間にはアルゴンガスが入っているんですね。
サッシにはアルミサッシや樹脂サッシ、木製サッシがあります。
サッシによって断熱性が変わるんですよ。
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『3層ガラス窓 + 木製サッシ』これで高い断熱性能を保つことができています。
まとめ
いかがでしたか?
気密性・断熱性は寒い地域で家を建てる際、重要なポイントになります。
しかし業者によっては、高断熱を謳っているわりに、検査などは全然してくれないメーカーもあるようなので、家づくりをする際はしっかり確認しましょう。
是非、暖かい家をつくっていきましょう。
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