暖かい家に住むには、家の断熱性や気密性が重要になります。
他にも日射取得など窓からお日様を家の中に入れることで家を暖かくすることが大事になります。
しかし、私たちの住んでいる地域は北海道の中でも日射が少なく1年通してほぼ曇りの地域です。
特に冬は雪の量は少ないですが、曇りでチラチラ雪が降っているような状況です。
そんな地域に住んでいる私たちが暖かい家を目指した家の断熱性についてまとめています。
- スウェーデンハウス(グラン)
- 34坪・2階建て・4LDK
- 土地101坪
- R2に引き渡し
- 家族構成:エゾムース・嫁ムース・長女の3人暮らし
目次
スウェーデンハウスの断熱・気密性について
断熱性を示す数値にQ値(熱損失係数)・U値(外皮平均熱貫流率)があり、気密性を示す数値にはC値(相当隙間面積)があります。
スウェーデンハウスで家を建てると引き渡しの前に上記の3つを計測してくれます。
- Q値:1.15W/m2・K
- U値:0.36W/m2・K
- C値:0.3cm2/m2
断熱材はグラスウール
- 外壁:120mm(密度24kg/m3)
- 1階床下:220mm(密度16kg/m3)
- 2階床下:吹込用グラスウール241mm
- 天井:吹込用グラスウール300mm
スウェーデンハウスはパネル工法です。
外壁パネルにはスウェーデンの現地工場で断熱材を充填されているようですね。
窓はトリプルガラス
スウェーデンハウスの窓は木製サッシと3層ガラス窓が標準です。
窓が回転するのも特徴ですね。
ただけっこう重たいです。
4mmのガラス3枚でできてるようですね。
結露が心配でしたが、今のところどこの窓でも結露しているのを見たことありません。
暮らし方や暖房・換気システムの使い方で結露は起きてしまうのかもしれませんね。
換気は第一種換気システム
我が家の換気は24時間熱交換型換気システムです。
フィルターの掃除しないといけないのが大変ですが、その分快適に過ごせているのかなと思います。
暖房設備について
暖房はセントラルヒーティング(パネルヒーター)です。
エコジョーズでガスを使用しています。
田舎だからか、都市ガスはなくLPガスです。
エアコンもついていますが、冬はパネルヒーターのみで暖房しています。
10月中旬くらいから朝起きると肌寒くなってくるので、その時期はエアコンを朝少しつけて暖房に使います。
温度計が1階リビングと2階スタディコーナーにしかないため、家屋内の室温変化がまだつかめていません。
うちは玄関とリビングの間にドアがありませんが、玄関だから室温が下がるという感じはしないですね。
我が家の後悔ポイントです。
玄関とリビングが近すぎました。
玄関ドアを開けると風が入ってきてヒヤッとしてしまいます。
パネルヒーターは温められた不凍液がパネルに流れる暖房システムです。
パネルヒーターにはサーモスタットバルブというのが付いていて目盛りをセットして室温を決めます。
設定の温度になったら、勝手に止まるようになっているようです。
リビングは25℃くらいで設定しています。
1階の他の部屋は22℃くらいの設定にしています。
玄関だけ床暖房ですが、弱めにつけています(靴を履いた時にほんのり暖かい程度です)
2階はすべて16℃設定にしていますが、スタディコーナーの温度計は22~23℃になっています。
どれくらいの温度設定が私たちに合っているのかまだ模索中です。
この暖房の使い方もまだわかっていないため、効率の良い使い方はできていないかもしれません。
最近、各部屋の温度・湿度を測れるように温度計を購入したいと思っていますが嫁ムースから許可がまだおりません…
まとめ
以上、我が家の断熱・気密性についてでした。
引き渡し後はじめての冬を迎えるので、暖房の影響で木が収縮して気密性は少し落ちてしまうのかなーと素人なりに考えています。
今のところ窓の結露もないし、夜は暖房を切って(22時~5時)いますが、夜中子どもにミルクをあげるために起きても室温は20℃切っていたことはまだありません。
今の家に引っ越す前の生活では暖房を切るとすぐに寒くなってしまった記憶しかないので、驚いています。
ただ、床に関しては寒く感じることがあります。
床暖房ではなく、フローリングなので玄関を開けて冷たい風が入ってくるとけっこう冷えてしまいますね。
部屋が暖まっている状態だと、床もなぜか暖かいんですよね。
なので家の中ではずっと裸足になっちゃいます。
これが、無垢材の床だと、また感覚が違うんでしょうね。
家を建てる際にもっと情報収集をしておくべきだったと後悔しています。
これから家を建てる方が少しでも後悔のないよう、情報を発信できればと思っています。
エゾムース(@EzoMoose)です!
私の妻はけっこうな寒がりで、そんな妻のために暖かい家に住みたいなぁと思っていました。