本記事では、実際に20代でスウェーデンハウスの家を建てる経験をして感じたメリット・デメリットを解説しています。
- 20代で家を建てようと考えている。
- スウェーデンハウスに興味がある。
- ライフプランに心配がある。
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私は20代で家を建てることにしました。厳密に言うと26歳ですね。
まわりの人からも賛否ありました。
特に両親とは後述する理由や考えをまとめて、しっかり話合いました。
お父さんは誰よりも家の完成を楽しみにしていて、私たちよりも現場に足を運んでいました(笑)
家を建てることを決断したのには、4つきっかけがありました。
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社会人になって、5〜6年経ったあたりで結婚をされる方もいるかと思いますが、そこで考えるのが家のことです。
家を建てるということは、そこの地域にほぼ永住するようなものです。
転勤や他の地域への移住、都心への引っ越しを考えている場合は、家づくりの段階ではないでしょう。
20代で家を建てようか悩んでいる方の多くは、『金額のこと』『ライフスタイルの変化』『将来像』このようなことに不安を抱えていると思います。
私もそうでした。
ローンの返済は大丈夫だろうか。
子どもが生まれたらどうなるんだろうか。
老後は大丈夫だろうか。
そんな不安もある中で家を建てる決断に至ったのは家を建てることが『夫婦の夢』であること。
もちろんそうなんですが、将来像をイメージしたときに20代のうちに家を建てている方が良いと思ったからです!
今回、『金額のこと』『ライフスタイルの変化について』『将来像のこと』について、私たちの考えをまとめています。
同じような不安のある方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
目次
20代で家を建てることのメリット
20代で貯蓄もまだそんなに貯まっていない頃。
家を持とうと思うと、ローンを組んで支払っていくことになります。
『多額の借金を背負うことのどこがメリットなんだ!』と思いますよね。
私たちの場合は仮に30代で家を建てようとしてもローンは組まないといけない。
頭金を貯蓄から出すことができて、借入金を減らすことはできるかもしれません。
しかし今後職人の減少により工事費の高騰が起きたり、ローンの利率が高くなることが予想されるため、家を購入すると決めていて期間を延ばすことにメリットを感じませんでした。
私たちの考えるメリット
仕事を辞める前にローンを完済できる
35年のローンを組んだとして、26歳から返済がスタートする → 61歳で返済終了。
定年のある仕事をしていますが、今は70歳まで定年延びそうですよね。
今やっている仕事を辞めても尚ローンが続いていると老後の生活不安が残りますが、20代の内に家を購入すると60歳あたりでローン完済できます。
長くローンを組める
30代や40代でローンを組もうと思うと、ローンを組める期間が短くなってしまいます。
ゆとりを持ってローン返済していく方が私たちには合っていたので、20代からローンを組むほうがメリットだと感じました。
生活上のストレスが減る
賃貸アパートに住んでいる際に隣の部屋の人が共有スペースでたばこを吸っていて、そのニオイが私たちの部屋に入ってくることが毎日続いていました。
管理会社に言っても当然改善されなくてほんとにストレスでした
上の階や下の階を気にしなくて良いという点もストレスフリーでメリットだと感じました。
早い内から不要なストレスなく生活できるのは、大きなメリットだと感じました。
両親が来たときに家に泊まることができる
賃貸アパートに住んでいると両親が来ても、部屋が狭く泊まることができませんでした。
実家と私たちが住んでいる地域は距離があるため、遊びに来てもホテルを取ったり日帰りになってしまったりと大変でした。
家があることで、両親が泊りやすくなりますよね。
特に子どもができて両親が遊びに来るとしても、家があると遊びに来やすかったり、泊まりやすかったりしてメリットだと感じました。
1番の不安は『お金』でした
私たちは、親からの援助や土地の贈与などは一切なかったので、全て自分たちで支払っていく必要があります。
住宅ローンを組むことで『支払っていけるか』という不安
私たちの不安を助長しているものは大きく2つありました。
- 普段の生活からは想像がつかない金額について考えていかなければいけないこと。
- 子どもの学費や老後の生活など、まだまだ想像がつかない未来のことまで考えな変えればいけないこと。
『想像がつかないこと』が1番の不安材料だったようです。
不安は尽きませんが、『マシ』になった考え方があります。
それは、『毎月いくらなら支払えるか』です。
- 今の家賃と同じくらいなら大丈夫かな。
- 子どもの保育料がかかってきても毎月の給料からマイナスにはならなそう。
- 大学進学の費用はいくらくらい貯めておいたらいいだろうか。
- 仮に夫婦どちらか病気で仕事ができなくなったら、片方の所得だとどうだろう。所得保証の保険とか考えた方がいいかな。
- 光熱費はいまと比べてどうなるかな。もしかしたら安くなるかも。
このように『毎月どうだろう』という風に考えると、漠然とした不安は確かな疑問に変わり、誰かに相談するときも的確な疑問をぶつけることができました。
契約金や固定資産税などローン以外にも費用がかかります
住宅ローンでの月々の支払いは現在のアパートの支払いと変わりないと安心していても、家を建てると住宅ローン以外にも費用は色々とかかってきます。
- 間取り設計費用:2万円
- 建物契約金:98万円
- 契約書の印紙代:1万円
- 祭事費用(地鎮祭など):2万5千円
- 建物解体つなぎ利息:1万9千円
- 火災保険:21万円
他にも土地と建物にかかる税金固定資産税を支払わなければいけません。
ライフスタイルや将来像を見据えるって難しい
老後は平屋がいい!と良く聞きますね。
『階段がない』ことや『生活スペースが集まっている』ことは足腰が弱くなった老後でも生活がしやすいでしょう。
ただ、どのような未来が待っているか想像するのって難しいですよね。
そこで私たちは10年後、どういう生活をしているか想像しました。
- おなかの中の子どもが生まれて10歳になっている。
- 今のアパートでは物も収納できないし、引っ越ししないといけない。
- 子どもが少し騒いでもいい環境で暮らしたい。
- 小学生になっていたら夫婦共働きに戻れそう。収入は少し安定するかも。
- 嫁ムースの実家のそばなら子育ても安心してできるかな。
近い未来を想像することで将来に対する不安を軽減することができますし、間取りを作成するときのひとつの目安にもなりました。
人によっては、ライフスタイルの変化に応じて家の中をリフォームする方もいるかもしれません。
ライフプランのシュミレーションもできる
今後の金銭面や生活のことをシュミレーションすることもできます。
マイホーム購入前にはできればやっておいた方が良いと私は考えています。
方法としては…
- ファイナンシャルプランナー(FP)に依頼する。
- ライフプランシュミレーションのソフトを利用し自分で行う。
このような方法があります。
※ちなみに私たちは、最初FPさんに依頼し、その後ソフトを使用し自分でもシュミレーションを行いました。
今回使用したソフトは『100年のおさいふ』というソフトです。
Excelで打ち込みができますので、打ち込みの手間はありますが、自分で簡単にシュミレーションできます。
実際に使用したれレビュー記事も書いてしますので、下記サイトをご参照ください。
【100年のおさいふ】ライフプランシュミレーションしてみた!スウェーデンハウスで家を建てても大丈夫??
まとめ
今回、私たちがどのように不安を解消していったか、まとめてみました。
金額面での不安ももちろんありましたが、何に不安を感じているのかわからない状態で漠然とした不安が付きまとっていたんだと思います。
20代だと周りの仲間で家を建ててる人が少ないため、相談できる相手がいないことも不安材料になりますよね。←これがデメリットかな?
自分たちの中で、ひとつひとつ噛み砕いて考えると、誰に相談した方がいい内容なのか見えてくるので、まずは近い未来を想像してみることから始めてはいかがでしょうか?
あくまでも私見ですが、少しでも参考になると嬉しいです。
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エゾムース(@EzoMoose)です♪